Lie×Ren

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天の岩戸

「ただいま……あれ、礼光この時間珍しいな」「……お前か」撮影が早く終わり寮へ戻ってきた練牙は、珍しく昼間にソファで寛いでいる礼光に声をかけた。礼光はその声に目を向ける。「どうしたんだ?仕事終わったのか」「ああ。オレがいなくても問題なさそうだ...
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ぺトリコール

「あ」ぽつん、と鼻先にひとしずく。今はもう雨に濡れる事なんてほとんどない。天気予報はスマホで見れるし、傘がなければマネジが持ってきてくれる。最後に雨に降られたのは、確か。「(ああ、そうだ。お祖母様の……)」あの日はひどい雨だったけれど、そん...
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雨とミルクティー

「あ」ぽつん、と鼻先にひとしずく。今はもう雨に濡れる事なんてほとんどない。天気予報はスマホで見れるし、傘がなければマネジが持ってきてくれる。最後に雨に降られたのは、確か。「(ああ、そうだ。お祖母様の……)」あの日はひどい雨だったけれど、そん...
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おいしいバームクーヘンの食べ方

陽の差し込むリビング。 礼光と練牙は並んで座り、ゆったりとした時を過ごしていた。「ん……」 練牙は礼光の肩に頭を預けてうつらうつらと船を漕いでいる。傍の礼光はそれに目を細め、煉瓦色の髪に時たま指を通す。その表情はあまりに優しく、彼が冷酷無慈...
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バームクーヘン2

「え…い、いいのか?!」「よくない!」 キバが当然くってかかってくる。でもこれは想定内。「いいのかレン!こんな素性の怪しいやつを家に入れて!」「で、でも、キバはその辺でガラクタ拾いしてたオレを大切にして、西園家に入れてくれた…」 何よりも大...
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おいしいバームクーヘンの食べ方

陽の差し込むリビング。 礼光と練牙は並んで座り、ゆったりとした時を過ごしていた。「ん……」 練牙は礼光の肩に頭を預けてうつらうつらと船を漕いでいる。傍の礼光はそれに目を細め、煉瓦色の髪に時たま指を通す。その表情はあまりに優しく、彼が冷酷無慈...
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積み上げたもの

「着きました」曹潤に礼を言い、車から下りると見覚えしかない馬鹿の顔が目の前にあった。確か化粧品かなにかのアンバサダーに就いたと言っていたか。その巨大広告を暫し見る。名の知れた企業の広告塔になる程度にあの馬鹿はモデルとして頭角を伸ばしている。...